最小で最大の贅沢ー七澤屋物

以前化粧品のスタイリストを担当していたとき、ミニチュアドールハウスの家具をコーディネイトしたことがあります。小さなベッドに合うように布を染めてお布団をこしらえたり、、カーテンを作ったり、それはそれは手間のかかる作業でした。
そのときにドールハウスはヨーロッパで芸術として認められており、新作の展示会にはコレクターがたくさんやってきて大金を出して買い上げてゆくことや、実力ある作家には国から助成金が出ると知りました。
日本にはドールハウスのような芸術はないの?こういう芸術に助成金はでないの?とお父さんがドールハウス作家の外国人にきかれたとき、「うーん、日本のドールハウスはないような気がする、、あったとしても国から助成金が出るのは本当に一部の人。」とのんきなことを答えてしまいました。
その方は「そんなシステムじゃ芸術は育たない!怒るべきだ!」。
私ときたら無知もいいところでした。日本には雛人形がありますよね。

小さな小さな日本の雛道具。秋田の極小雛道具。極小雛道具は江戸時代後期~幕末まで江戸上野池之端で製作された超高級品。「七澤屋物」と呼ばれたそうです。

百段ひなまつりでは、こうした雛道具がたくさんたくさん並んでいます。

百聞は一見にしかず、、本物をごらんになったら息をのむ精巧さに感動しますよ。

百段ひな祭りのサイトはこちら! 百段雛まつり2019 青森・秋田・山形ひな紀行 3月10日(日)まで会期中無休

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