鉄道150周年の年もあとわずか。
去年から個人的に鉄道関連の展示をみて回ったので少し寂しいです。
日本の鉄道は150年前に新橋(現在の汐留エリア)から横浜間をイギリス製の蒸気機関車が走ったことから始まりました。
新橋から品川までは海上に堤を築き、その上を汽車が走りました。
当時の人々にとっては蒸気機関車は珍しいもの。
それが海の上を走るのですから驚いた事でしょう。
明治時代の浮世絵には海上を走る蒸気機関車の様子が沢山描かれています。
和装と洋装の入り交じる人々に囲まれて海の上を可愛らしい蒸気機関車が走る、、
夢物語だなあ。と思っていたら、2019年4月、工事中の品川地区から海上の堤がまるごと出土しました。
それも鉄道開業150周年まであと3年、という絶妙のタイミング。
鉄道のカミサマっているのかも。
堤の名前は高輪築堤。
人々にほぼ忘れられていた建造物が蘇り、一部保存されて国指定の文化財になりました。
2021年の夏、発掘調査中の築堤見学会の抽選に当たり、少し写真を撮ってきました。
私が見学したエリアは高輪ゲートウェイ駅向かいですが、このエリアは保存されず解体予定とのこと。
きれいな石垣がずっと遠くまで続いていました。
写真の奥は新橋方向。
機械のない時代にこんな石垣を海上に作るなんて、
大変な苦労だったことでしょう。
沢山写真を撮りましたので、続きの投稿でご紹介いたします。
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