本来の姿になる ー旧前田家本邸

旧前田家本邸(駒場公園)の洋館に行ってきました。
2年の整備工事を終えて美しくよみがえったとのこと・・・
おなじみの外観ですが、期待に胸がふくらみました。

この洋館は前田侯爵の本邸として1929年に竣工、のちに人の手に渡り、戦後は12年間米軍に接収されました。
1964年に東京都の所有となり、1967年から近代文学館として使用されたのち、2002年に閉館。
2002年からは洋館や和館、お庭を駒場公園として公開していました。
私は近代文学館閉館前後から10年以上駒場公園の近くに住んでいました。
お庭や館ともによく通っていたので、今回の整備により蘇った姿には感慨ひとしおです。

近代文学館のころは、あちこち痛んでいてちょっと残念でした。
それでも森鴎外展で鴎外の愛用品を拝見したときは雰囲気がぴったりだったのを記憶しています。

今回の整備では家具やカーテン、緞通も元の姿に近く復元され、洋館のつくりや歴史、内装にスポットを当てた展示となっていました。
建築やインテリアがお好きな方にはたまらない場所に生まれかわっています。
じっくり歩きまわりながら、「ああ、よかったね~やっと本来の姿になれたね。」とたてものに語りかけてしまいました。
美しく古い建物は価値のあるものですが、、私は古いものが時代の流行に関係なく、”大切にされ使われること”に大きな価値を感じます。
明日も続きの写真をアップしますね。

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