ミナトナイトウィーク2019はとバスツアーは、赤坂や青山を抜けて終点は赤坂見附。
実のところ、どの風景も私にとって馴染み深いものでした。
この道をあの人と歩いてこんな話をしたなあとか、ここを入ると彼らのスタジオがあったとか、急いで自転車で走った道だとか、、ここを歩いて納品した仕事はきつかったとか。
思い出ばかりが押し寄せ、寄る年波に勝てないどころか、、
もはや走馬灯。
50すぎたらこういう記憶システムが待ち受けているのか・・・
死期を感じる極めて遺憾な仕組みである。
増上寺・旧台徳院霊廟惣門と東京タワー
個人的にむねキュン外苑前三叉路
フィルム時代に仕事してた方々には懐かしく馴染み深い外苑前。
有名な現像所、堀内カラーがこのすぐ近くにありましたよね~。
現像所の皆さんには、ほんとお世話になった。
無理いって現像してもらったこともしばしばでした。
ドトールの場所にはイタリアンレストランがあったと記憶しています。こうして店舗は変わりましたが、外苑前の三叉路は江戸末期から変わっていないんです。
最近、古地図を見るようになったので知りました。
古地図趣味は別名”歴史の走馬灯”。
自分の走馬灯をみたくない人にとっては壮大な歴史に逃げる、いやいや、歴史に思いを馳せる有効かつ高尚な趣味です。
青山みゆき通りのプラダ相変わらず庶民には謎
さて最終地点の赤坂見附でバスツアーは終了。
バスを降りて横断歩道をわたり、あたりを見回すと記憶にない景色だった!
なに?これはどういうこと?脇道の配置はかわらないのに。
日枝神社は妙にぴかぴかしてる。こんなだった!?
未来に来たのか?私はウラシマタロウか?
ナイトツアーでは観光チラシとテッシュはもらったけど、、玉手箱はもらってない!ケムリ浴びてない!
はとバスはタイムマシンだったのかも・・・
外国しかも西洋の繁華街と化した路地にぼうぜんと佇み、私がしる平成の赤坂は、もはや古地図。と気がつきました。