和洋合わせた技術 ー高輪築堤見学3

高輪築堤の見学続きです。
海からの波が直接当たらないように、海底の粘土質の土壌に杭が等間隔に打ち込まれていました。
きれいに並んでいて感動。

築堤は明治3年から2年間かけて作られました。
海の上に2.7キロの堤を築くなんて初めてで、日本古来の土木に西洋技術をとりいれた工法だったそうです。
途中、台風の大波で何度も崩れ、やり直しを余儀なくされたほどの、難工事だったそうです。
波除杭の重要性がよくわかります。
機械がない時代に海中にどうやって等間隔にうちこんだのでしょうか、、、凄い技術です。

堤の途中にポコッと張り出した部分があります。
信号機の土台の跡です。
石と石の間は漆喰で接着されたとのこと。

反対側からみたところ。
当時、信号機は合図柱と呼ばれました。

堤には7箇所、海側から陸地側に舟を通す入口、橋梁が作られました。
橋梁は大きな見どころですが、見学したのは橋のないエリアでした。

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