ホテル雅叙園東京の百段雛まつりに行ってきました。
雅叙園は日本の雛文化をテーマに、１０年にわたって各地の貴重なお雛様を百段階段で展示してきました。
今年2019年は青森・秋田・山形ひな紀行。
寒い地域で大切にされてきたお雛様たちが、東京に集まってくださいました。
本来は地元でしか見られない貴重なお雛様を一部ご紹介いたします。
今日は「十畝の間」から。
十畝の間 青森 八戸の遠藤家のお雛様。八戸在住の遠藤氏のコレクション。
広いお部屋いっぱいに飾られたひな壇は天井に届くほど。
七戸の旧家・盛田家のお雛さま。手前の楽師のお雛様はとても珍しいものです。
取材に伺った際に遠藤氏にお雛様の解説をしていただきました。
京都のお雛様は手を隠さずにまっすぐ座り、江戸のお雛様は手を隠して前かがみだそうです。
江戸では段飾りをしたので下から見て目があうように前かがみ、京都は段飾りをしないのでまっすぐ、とのことでした。そしてもともとお雛様はセット飾りではなかったのだそうです。
十畝の間はとても広いお部屋で写真以外にも素敵な着物やたくさんのお雛様が飾られていました。一部屋目でこれですから、、見ごたえ十分の企画です。
後日また続きをアップいたします。
百段ひな祭りのサイトはこちら！ 百段雛まつり2019 青森・秋田・山形ひな紀行 3月10日(日)まで会期中無休
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