3月11日。
お茶をいれるとき
文章を書くとき
音楽をきくとき
野菜を選ぶとき
親しい存在を想いながら
やっている
知らず知らずのうちに
愛しさが私の行いになっている
あの小道の角を曲がるとき
よく行く店に入るときも
ぜんぶそうなの
わたしには、あの人がいるの
すきなことがあるの
すきな場所があるの・・・
そんなある日、親しいものを失った。
信じられなくて何度も何度も見直して
失ったこと、自分に教えた。
なのに愛しさは何時までも心に浮いている。
どうしてまだそこにあるの?
からっぽになった場所になぜそのまま浮いているの?
そういえば、若い頃もこんな風だった・・・
行き先のない愛しさにとまどい
空っぽの場所を満たそうと疾走した。
愛するものがほしかった。
満たされず、求め、失い、痛くとも、
星のひかりのように愛しさは消えない。
うしなうたびに悲しみを知るたびに
この光は純粋になってゆく。
☆今日もありがとうございます。
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