夜明け色のバラ

すずらんを植えている公園のすぐ近くで不思議なバラをみかけました。

色のグラデーションが絶妙で、黄色、オレンジ、白、ピンクが斑入りになっていて、かつ花の開花時期によって色合いも形も変化していました。
中学校の外に植えられていて、アンネのバラと書いたかわいい立て札がありました。
下の写真は咲き始めのしっかりした黄色です。

アンネのバラは、第二次世界大戦のユダヤ人迫害で命を落とした少女アンネ・フランクゆかりのバラです。
15歳でこの世を去った少女がもし生きていたら、このバラのように様々な色合いで人生を輝かせたはず、、そんな思いをこめてベルギーの園芸家が作りました。
アンネへの思いを文集にした中学生たちが様々な方々にご縁をつないでいただき、このバラを中学校で育てることになったのだそうです。
杉並区のサイトを読むと、まるで物語のような経緯が書かれています。
このバラを大切に育てて毎年美しい花を咲かせることが平和の象徴なのだそうです。

雨に濡れた花は透明でガラス細工のよう。
アンネへの少年少女の純粋な思いが結晶したようです。

杉並区のサイトでアンネのバラに関する善意の物語を読むことができます。
アンネのバラ 咲かせ続ける平和の願い

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