魂は永遠に舞う 展覧会「バレエ―究極の美を求めて―」

横浜そごう美術館で開催されている『薄井憲二バレエ・コレクション特別展 The Essence of Beauty バレエ―究極の美を求めて―』(2018年11月23日〜12月25日)のアートレポートを書きました。

薄井憲二バレエ・コレクション特別展『バレエ―究極の美を求めて―』レポート 舞台の外で踊るバレエの美

 
牧阿佐美バレヱ団・バレエ衣装

この展覧会は日本のバレエ界を牽引してきた日本バレエ協会前会長・薄井憲二のバレエ・コレクションを中心にバレエの歴史や衣装を楽しめる華やかな内容です。
バレエをよく知らない方ならこの展覧会で歴史を知ることができますし、バレエに取り組んでいる方にとっては大満足の内容です。

私は個人的にアンナ・パブロワに釘付けになってしまいました。
メインイメージの小首をかしげたパブロワの写真や動画も展示しています。
上のビジュアルは何度みても私には白鳥のようにみえます。
手のカーブやチュチュの形、優雅にかしげた首と頭、、
アンニュイを帯びて白い鳥がこちらを無垢な瞳で見ている。

この感じ、私の愛する亀さんのまなざしに似ているのです。
純粋な動物の魂がこちらを見ている。
同時に写真のなかで魂は永遠に舞っている。不思議で魅力的な写真です。


アンナ・パブロワの展示映像より

展覧会の入り口ではこの季節にぴったりのくるみわり人形の映像がお迎えしてくれます。
クリスマスシーズンならではの横浜のイルミネーションとともにお楽しみくださいね。
レポート記事はこちら。↓
薄井憲二バレエ・コレクション特別展『バレエ―究極の美を求めて―』レポート 舞台の外で踊るバレエの美

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